今回も釣りの予定が二転三転して
中深海のオニカサゴ釣りに
久々なので釣り方を思い出さないと
今回は乗合7名 うち天びんを使ったエサ釣りは2〜3人
あとの方はジギングのようだ
天気がよければ魚影が濃い東方面に行きたかったが
昨日からの風波が残っていて行けそうにない
風を避けて南下するようだ
目標は本命オニカサゴ2〜3匹釣れたらいいかな
夏のカツオ祭りと同じ方面へ2時間近く走ってポイント着
そういえば気象観測ブイはすでに撤去されてしまったようで
この夏のカツオ祭りはないかな
大島やワタリの瀬や由岐の瀬 阿部沖など
カツオが回遊していればチャンスもないことはないだろうが
通りすがりのカツオを狙うようでは期待薄
新たにブイを設置したとしても
ロープに海藻が付いて そこに小魚が集まって
それらを狙って大型魚が集まる…
という生態系ができあがるまでに数か月から数年かかりそうだし
…で話を元に戻して
本日の特選素材
毎度同じですが
釣り場に着くまでに 仕込み完了
サケのハラモとコノシロを細切りしたものをメインに
サバやサンマを抱き合わせて使う
本来行きたかったエリアは波風あり断念したが
南エリアは それなりに凪
最初の流しがすごく短かったので
船頭さんにお聞きすると
「潮が速くて すぐにポイントを通り過ぎてしまう」って
先週と同じで 何だかとっても嫌な予感
2流し目でブルブルっと本日最初のアタリ
少し待ってから聞き合わせをすると さらに大きな本アタリ
ゆっくり大きく合わせてネムリ針をフッキングさせる
巻き上げ途中でも竿先を叩いているので
どうやら本命っぽい
いきなりダブルですがな
この魚は海底に広く分布しているのではなく
根まわりの狭いエリアに密集しているようで
1人が当たれば船中何人も同時ヒットしている
その後も流すごとに誰かにヒット
大きな口でエサを丸呑み
全長のわりに頭が大きくて口もデカい
3本針にいろんなエサやタコベイト付けてみる
やはりサケのハラモが一番よさそうだ
ミヨシではジギングで60cm近い巨大ウッカリカサゴも揚がっている
エサ釣りだと40cmくらいまで
大オニかと思ったら
ウッカリカサゴのダブル
アタリは続いて
ウッカリ&オニのダブル
ジギングの方もオニやカサゴを釣り上げている
ここでのジギングはちょっと変わっていて
250〜300gのジグのリアフックに
タコベイトとサバなどの切り身を付けるハイブリッドスタイル
ジグ単体で狙うより格段にヒット数が多い
ジギングというより穴釣りやブラクリ釣りに近いスタイルかな
エサに飛びついてくるハタ類とは違って
オニもカサゴも海底にへばりついて流れてくるエサを待ち伏せているから
海底から30cmをコツコツネチネチと誘うスタイル
今日狙っていた水深は110〜160m
よく当たっていたのは150m前後かな
スタートダッシュはよかったのに突如失速 全く当たらなくなった
海底の漁礁や瀬には網やロープなどの漁具が巻きついているところもあるようで
ポイントによっては根掛かりしまくり
オニカサゴも後半は追加できず
それにしても こいつら生命力強すぎ
浮袋がなく水圧の変化にめっぽう強いので
釣り上げられて何時間経っても元気ピンピン
クーラーに入れる前に
毒針をチョキチョキ散髪
取り扱いには十分な注意を オニカサゴ下処理 ・ 捌き方
前半の好調がウソのように後半はサッパリ
船中7人で オニカサゴ10匹 ウッカリカサゴ20匹
どの魚も成長が遅く ハタ類のように回遊してこないから
大型魚は釣られてしまっているような感じかな
帰港した源洋丸はカワハギ狙いだったようで
全体で700枚超 1人で100枚近く釣られた方も
釣れたのは前半のみだったが
何とか本命の顔が見られてよかった
本日の釣果 オニカサゴ 5匹 ウッカリカサゴ 5匹